筋力をアップさせれば肩こり解消になる?

筋力をアップさせれば肩こり解消になる?

肩こりの原因は色々ありますが、その1つが運動不足であり、別な言い方をするなら、同じ姿勢を長い時間取り続けることです。
長時間のデスクワークや運転などにより肩の周りの筋肉に乳酸が貯まり、筋肉痛を起こすのが肩こりの典型的な症状です。
特に女性は僧帽筋(頭のつけ根から肩までの筋肉)の筋力が弱いため、肩こりになりやすい傾向があります。
同じ状況化でも男性の場合はむしろ腰痛に発展するケースが多いようです。
同じ姿勢から来る筋肉痛を解消するためには、筋トレやストレッチなどで筋肉を適度に動かすことが有効です。
しかし、この筋肉を動かすということが簡単なようで実は難しいのです。
まず、肩の周りには様々な筋肉があり、体の表面に近い筋肉(表層筋、アウターマッスル)もあれば、骨格と内臓に近い深層部の筋肉(深層筋、インナーマッスル)もあります。
アウターマッスルは肩を動かすことで容易に収縮できますが、インナーマッスルは日常生活ではなかなか動かすことができず、肩こりが慢性化する一因となっているのです。
また、肩こりを起こしている筋肉は傷みや炎症により、非常に弱い力しか発揮できないような状態です。
本人は軽い運動のつもりでも肩にとっては大きな負荷となり筋肉のダメージに繋がるばかりか、頭痛や発熱など新たな症状を引き起こす恐れもあります。
更に、同じ姿勢による筋肉痛が肩こりの主な原因ではありますが、他にも眼精疲労や冷え・精神的ストレスなどの要因や、時には本人の気付かない病気が潜んでいる可能性もあります。
そうなると筋肉痛のケアだけでは、症状はある程度まで改善されるかも知れませんが、肩こりの根本的な解消にはなりません。
筋肉痛以外の原因がなく、他に症状がない肩こりであれば筋トレやストレッチなどの運動は効果が期待できます。
普段トレーニングをしていない人も浴用タオル1本を使ったストレッチなら気軽に行えますし、水の入ったペットボトルでのダンベルトレーニング法も紹介されています。
肩こり解消と同時にスポーツも楽しみたい人は水泳もお勧めです。
特にクロールや背泳は肩を回す運動が無理なくできて、インナーマッスルまで鍛えられます。