肩こりの理学療法

肩こりの理学療法

肩こりの症状が慢性化し、常に重い肩をかかえながら、日常生活を送ったり、仕事をしなければならなかったりとなると、とてもつらいものがありますね。
このような慢性化したひどい肩こりに対し、医療機関でおこなわれる治療方法のひとつが、理学療法です。
理学療法は、身体に障害を持つ人のリハビリテーションなどに用いられおり、大きく分けて、運動療法、物理療法、動作訓練があります。
具体的には、治療体操などの運動とともに、電気療法やマッサージ、温熱療法、牽引療法などの物理的な手段をもちいて、身体の基本的な動作能力の回復を図ってゆこうとするものです。
理学療法は、整形外科などにおいて、受けることができます。
医療機関を受診すると、まず、自分自身の症状を説明したり、検査を受けたりして、肩こりの症状を診断してもらいます。
それらの結果をふまえて、実際にどの治療法を用いるかを決定し、治療を進めていくことになります。
肩こりのつらい症状改善のためにも、医療機関を受診し、理学療法を受けてみるのもよいかもしれません。
肩こりは、精神的な緊張や不自然な姿勢をとり続けることにより、背中から首にかけてある僧帽筋などの筋肉が緊張してしまい、血流が悪くなることによっておこります。
血流が悪くなると、筋肉に乳酸などの疲労物質がたまったり、ビタミンが欠乏してしまったりして、筋肉の硬直を招いてしまいます。
このような状態を「こり」と感じることが、すなわち「肩こり」となります。
ですので、肩こりそのものに対する治療として、僧帽筋など筋肉の血液循環をよくすることが有効で、その方法として、温熱療法、マッサージ、電気療法などの理学療法が用いられます。
また、頸椎間板ヘルニアなど、頸椎や腰椎など骨や椎間板などに原因がある疾患によって引き起こされる肩こりには、理学療法のひとつであるけん引療法が用いられます。
これらの理学療法を行うことで、痛みをやわらげたり、筋肉の血行を良くすることにより老廃物の排出を促したりして、肩こりの症状を改善していきます。