肩こりで耳鼻科へ

肩こりで耳鼻科へ

肩こりが引き起こされる原因の1つに、耳鳴りや耳閉感といった、耳の疾患が挙げられます。
あるいは場合によっては、肩こりから耳鳴りをも患ってしまうという、逆のケースもあるようです。
耳鳴りの場合、体内の自律神経の異常によって肩こりを誘発することが多く、この場合は耳鼻科だけではなく神経内科に掛かる必要が出てきます。
また、耳鳴りからくる肩こりの場合には、主にストレスなどの心的要因が考えられるようです。
ストレスによって心身に何らかの影響を受けると、自律神経に負担が掛かります。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられていますが、ストレスによってこの2つのバランスが崩れてしまうことにより、首や肩の周辺の血流をコントロールしている交感神経が過度な反応をみせて血行障害を起こすことから、肩こりや耳鳴りにつながるというわけです。
また、耳の病気のなかでとくに問題なのが、メニエール病です。
メニエール病と肩こりとの直接的な因果関係はありませんが、メニエール病から耳鳴りが引き起こされ、それにより肩こりにもつながるのではないかと考えられています。
耳が詰まってたり、ふさがっている感じが常にしている耳閉感ですが、これによって肩こりを引き起こす場合もあります。
耳閉感の原因としては、耳かきなどで知らない間に内耳を傷つけてしまい、炎症を起こして物理的に耳のなかが塞がってしまっている場合や、ストレスなどの心的要因で耳閉感を覚えてしまう場合があります。
したがって、まずは耳鼻科で内耳の診療を行い、耳閉感の原因を調べていきます。
その原因が炎症などであれば、耳鼻科での治療を続けていきますが、耳の異常ではない場合には、MRIやCTなどによって脊髄や脳の検査をしたり、レントゲンなどで骨や筋肉の検査を行うなど、ほかの方法で肩こりの原因を突き詰めていきます。
耳鳴りや耳閉感という疾患は、どちらかというと精神的な要因から引き起こされる場合が多いため、肩こりで耳鼻科を訪れたあとに、心療内科や神経内科に転科をする場合が多くなっています。