肩こりにけん引療法

肩こりにけん引療法

肩こりの症状が軽く市販の湿布剤などで治る場合は良いのですが、慢性的になってしまい常に重い肩をかかえているような状態になると、日常生活や仕事にも支障をきたします。
特に同じ姿勢を続けるパソコンを使用したデスクワークなどを長時間行わなければならない方にとって、本当に治りにくく大きな悩みが肩こりであるのです。
肩こりの治療には薬物療法のほかにも理学療法が有効で、特に症状がひどいという場合にはおすすめです。
理学療法を受けるには、整形外科に行きます。
最初に自分自身の症状を説明していろいろな検査をしてもらい、その結果によって実際に受ける治療の内容が決まることになります。
牽引療法は、首や腰を固定して、器械などでひっぱり、頸椎や脊椎を伸ばします。
牽引療法といえば腰痛治療で使用される代表的な施術方法でありますが、肩こりにも効果があると言われています。
椎間板や靭帯の負担を軽くし、神経への圧迫や筋肉の緊張をとって、患部の血行を良くする療法です。
牽引療法の対象になるのは、主に椎間板に障害がある病気の人です。
牽引療法の主な目的は、骨折の整復と固定、脱臼の整復、引っ張ることで頸椎や腰椎の椎間板の圧迫を開放して、正しい位置に戻します。
神経の圧迫や筋肉の緊張をとり、ストレッチ効果で腰周辺筋肉の緊張を緩和し、マッサージ効果で患部の血行を良くし、関節の安静を保つことなので、筋肉の血行が良くなることで肩こりにも効果があるわけです。
また、牽引療法には弱い力で数時間牽引する持続牽引と体重に合わせて少し強い力で15~20分間引っ張っては休み、引っ張っては休みと断続的に牽引する間歇(間欠)牽引、またこれらをミックスした方法などがあります。
ただ、牽引療法は圧迫されている椎間板を広げるために体を強制的に引っ張るわけですから、筋肉に反発されます。
とくに肩こりなどのこわばりが強い筋肉を牽引すると筋肉が反発し弛緩するどころかより一層こわばりが強くなる場合があるのです。