肩の老化と肩こり

肩の老化と肩こり

肩こりは若い人から高齢者まで、幅広い方が悩むまさに国民病といってもいいほどの疾患ですが、肩こりの原因となっているものは様々なものがあります。
筋肉の疲労や緊張、ストレス、姿勢の歪み、病気など、人によって異なり、また複数の原因が影響している場合など、様々です。
そうした中で、やはり日本人の性質として多いのは、もともと肩周りの筋肉が発達していないことです。
肩周りの筋肉は、首の筋肉とともに重い頭を支え続ける役割を果たしており、また腕を動かしたり、良い姿勢を保つために必要な筋肉です。
その筋肉の量そのものが少ないため、負荷がかかりやすい、ということが肩こりを引き起こす要因となっています。
また、20歳前後をピークに、年齢を重ねるほど筋肉は衰えていくため、定期的に運動したり鍛えたりすることが必要になります。
しかし、加齢につれて筋力が衰える一方で、筋肉自体が硬くなる面があります。
筋肉が硬くなると、関節なども硬くなり、身体を自由に動かしにくくなります。
この状態では、無理な姿勢がとれず、良い姿勢を維持していれば頚椎が安定し、肩こりが起こりにくくなるという側面もあります。
そのため、肩が老化したからといって、肩こりが起きるとは限らないということです。
特に、定年退職などをきっかけに、スポーツを始めたり、趣味で身体を動かす習慣がある高齢者の場合、仕事のストレスなどから解放され、肩こりが起こりにくい環境になることもあります。
肩こりになりやすい人は、運動不足でストレスにさらされやすい30代から40代といわれています。
また、その頃には四十肩や五十肩などの心配もあるため、働き盛りの人こそ注意しなければなりません。
自分は肩こりになりにくいと思っている人であっても、実は肩がこっていたなどという話もあります。
自分の健康管理は、自分自身で行わなければなりません。
定期的な運動や心身をリフレッシュする趣味や休日を持つことで、肩こりになりにくい身体になりましょう。