頚肩腕症候群としての肩こり

頚肩腕症候群としての肩こり

首筋から肩、腕にかけてこりや痛みを伴う症状といえば、肩こりや四十肩、五十肩などの肩周りや首周りが原因の症状の他、呼吸器や消化器、循環器などの不調により引き起こされる肩こりや痛みがあります。
一口に肩こりといっても、様々な原因や症状が見られるため、限定を特定することは難しいものがあります。
肩こりの原因というものは1つに特定できるものではない場合もあり、複合的な要素が絡むため、人それぞれで異なります。
ただ、検査などを行っても、原因を特定できない肩こりもあります。
それが、頸肩腕症候群です。
頸肩腕症候群は、広義の意味においては、肩や腕、背部などで痛みが感じられたり、痺れが感じられたりする症例全てを表します。
狭義の意味においては、頸肩腕症候群とは、OA病やパソコン症候群などと呼ばれる、座業労働やストレスを原因として肩や腕、背部などが痛んだり痺れた感じがするような状態のことを指します。
どちらにしても、明確が原因があるわけではなく、肩や腕、背部などでハリやこりの症状が表れます。
症状が重篤な場合、感覚障害や運動障害を伴うこともあります。
また、頭痛やめまい、耳鳴りなどの症状も表れ、集中力が低下したり思考力が減退したり、情緒不安定になるなどの他、抑うつ症状や睡眠障害などの精神症状が表れることがあります。
たかが肩こり、されど肩こりです。
必要なときには身体や頭を休め、肩をほぐすことで健康的な生活を送れることができれば1番です。
頸肩腕症候群の場合、整形外科の病気ではありますが、診察の難しさや検査での見つけにくさから、医療機関からは敬遠されがちですが、早めに対処することで症状を緩和できる場合もあります。
最近では研究が進み、場合によっては脳からの神経伝達が異常であれば、神経内科のほうが専門的であるなど、治療について様々なアプローチがなされています。
似たような症状をもつ疾患の検査で頸肩腕症候群が見つかることもあるため、普段から定期的な検査などを行い、信頼できるかかりつけの医師を探すことが大切です。