肩こりと心筋梗塞

肩こりと心筋梗塞

肩こりといえば、肩周りが重い、痛い、張っているなどの感じがあるもので、その多くは筋肉疲労や血行障害、姿勢の歪みや生活習慣、ストレスなどが要因として考えられます。
実際、肩周りをほぐしたり、温めたり、整体などで施術してもらうことで肩が軽くなった感じがする、前より動かしやすくなった、などという人が多くいます。
こうした肩こりの場合は、疲労回復や姿勢の歪み、不規則な生活習慣を正すことで、ある程度肩こりを緩和することが出来るとされています。
しかし、中にはマッサージや整体の施術をしても楽にならなかったり、すっきりしない人もいます。
この場合、身体のどこかに重大な病気が潜んでいる可能性があります。
内臓が悪くなっていたり、何らかの病気で肩こりを感じることは多く見られます。
また、その場合の特徴としては、肩こりだけでなく、頭痛や背部痛のほか、めまいや息切れ、咳などの症状が同時に表れることがほとんどです。
こうした症状が診られた場合、内科や整形外科などの医療機関で原因をつきとめ、治療する必要があります。
肩こりを伴う主な病気の1つに、心臓病があります。
心臓病といえば、心不全や心内膜炎、心臓弁膜症などがありますが、肩こりと関係が強い危険な症状といえば、心筋梗塞です。
心筋梗塞は、虚血性心疾患の1つで、冠動脈の閉塞や狭窄などによって、心臓に流れ込む血液の量が少なくなり、心筋が虚血状態になって壊死してしまった状態を指します。
発症すると強い胸部の痛みや苦しさが生じ、命に関わるため、急ぎ病院で適切な治療を受ける必要があります。
心筋梗塞の前兆においては、左側の肩や背中が凝ったり、胸部で痛みを感じるなどのほか、左手の小指が痛くなったりします。
これらの前兆が感じられたら、発作を起こす前にすぐに病院に行くことです。
動脈硬化や高血圧症、高脂血症、糖尿病などを患ったことのある方やわずらっている方、また肥満の方やヘビースモーカーの方は、心筋梗塞を起こす要因を持っているといえるので、注意が必要です。