心身症と肩こり

心身症と肩こり

身体疾患で、症状の発現などに心の問題が影響している身体疾患を総称して心身症と呼びますが、その原因の多くは緊張やストレスであるとされています。
心身症になりやすい人としては、自分の感情を自覚したり認識することが苦手だったり、感情表現が苦手だったりする人が多い傾向にあります。
心身症は、身体の各部位での異常が見られることがほとんどですが、症状の出方や悪化に、心の問題が影響する傾向にあります。
肩こりやめまい、頭痛の他、更年期障害や胃潰瘍が表れる他、自律神経失調症などの原因は、心身症である場合が大半だといわれています。
これは、多くの人が心の問題を抱えていることの表れでもあります。
生活をしていく上で、人間関係や仕事などで問題に悩み、ストレスを抱えている人は少なくありません。
その悩みやストレスは、他人からすれば簡単に解決できるようなことでも、本人にとっては深刻なものであったり、また解決しにくいものであったりします。
また、悩みやストレスの中には、自覚のないものもあり、人前でよく見られたい、強くありたいと思う人ほど、無意識のうちに考えないようにする傾向があるようです。
そうした悩みやストレスが日々蓄積されていき、許容限度を超えると、身体に様々な不調が表れます。
頭痛やめまい、肩こり、胃潰瘍、不眠症など、人によって症状は異なります。
こうした心身症による症状の場合、医療機関での治療も必要ですが、何よりもまずはリラックスしたり、ストレスを上手く発散させることが大切です。
心の病は、精神的な問題であるため、物理的な治療では治りにくいものです。
薬だけでなく、心療内科などのカウンセリングを受けたり、親しい友人に話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなり、症状が楽になることもあります。
そうした対策をとりながら、心身症の原因となるものを出来るだけ取り除くことで、肩こりが少しずつ緩和されることが多いため、無理に急がず、気長に対処と良いでしょう。