肩こりと頸椎腫瘍

肩こりと頸椎腫瘍

頸椎腫瘍とは、頸椎部に腫瘍が出来ている状態のことをいいます。
頸椎腫瘍には悪性と良性のものがあり、良性の場合は経過観察などで治ることもあるのですが、悪性ですと手術も考えなければなりません。
頸椎部に腫瘍ができると、多くは痛みをともないます。
腫瘍は、本来必要のないところで細胞が自律的に増殖して出来る塊のため、本来正しい位置にあった神経や筋肉などを圧迫してしまいます。
頚椎周辺には脳と身体の各部位をつなぐ神経が多く通っていることから、神経を圧迫しやすく、この影響により痛みを伴います。
この痛みが肩こりと間違われ、そのまま放置することが多く、発見が遅れるということもあります。
頸椎腫瘍ですと、肩よりも上腕部の方に響く痛みが多く見られる傾向にあります。
それから、皮膚に近い位置にできた場合には、しこりのようなものが現れることもあります。
肩こりは、僧帽筋などの筋肉の緊張や疲労などによって起こるものであり、痛みや不快感があるものです。
そのため、肩や肩甲骨まわりで痛みや不快感があると一般には肩こりを疑うのですが、頸椎腫瘍であっても似た位置で痛みや不快感が起こるため、注意しなければなりません。
肩こりを感じる場合は、出来るだけ早期に症状が緩和するように対策することです。
以前に肩こりを緩和した対策でも症状が緩和されなかったり、長く続く痛みや不快感があり、薬などを飲んだり、はり薬を試したりしても続く痛みなどがある場合には、専門医に相談しましょう。
ただの肩こりが重症化している人は痛みやこりに気づきにくいかもしれませんが、めまいや頭痛、手足に痺れを感じたりする場合は、ただの肩こりでないことがほとんどです。
さらに、頸椎部でおかしなしこりなどとともに症状が出る場合も、病院を受診しましょう。
肩こりは内臓などの不調により引き起こされる場合もあるため、肩こりが発症してからでは手遅れになる場合もありえます。
健康に過ごすことができれば何よりですから、異変を放置しないことが大切です。