背骨のS字カーブと肩こり

背骨のS字カーブと肩こり

人間の背骨は、横から見るとS字カーブを描き、体、そして首・頭を常に支えています。
それがあるからこそ人間は二足歩行をすることができ、しかも多様な動きに柔軟に対応することができるのです。
中でも可動範囲の大きい頚椎は、S字カーブを描く背骨の要ともなる重要な部分ですが、この頚椎はかなりの重さの頭部を支えています。
これが、肩こりと関連しているのです。
頚椎を支えるための筋肉は、頚椎とともに頭を支えるだけでなく、ねじりやひねりなどの柔軟な動きにも対応します。
そのため、どの筋肉よりも疲労しやすいのです。
また、そこからつながる肩の筋肉は常に腕をぶらさげています。
片腕だけでもかなりの重さですが、それをぶらさげなおかつ動かしているのですから、相当な負担がかかっているのです。
背骨のS字カーブによって人体は活発に動くことができますが、しかしそれを支えている筋肉が衰えてしまうと、肩こりが起きてしまうのです。
加齢によって肩こりが起きやすくなった人は、衰えによる筋肉の疲労が原因かもしれません。
それぞれの体にあった筋肉量というものが存在するので、それをきちんと維持できるよう、普段からなるべく運動することを心がけましょう。