胸郭出口症候群とは

胸郭出口症候群とは

一般的に胸郭出口症候群は、なで肩の女性に多いといわれています。
しかし、実際は男性にも多くみられ、格闘技など斜角筋や小胸筋を鍛えている方にもよく起こります。
胸郭出口症候群は、いろいろな原因で神経の通り道が狭くなり、血管や神経を圧迫するために肩こり・腕や手のしびれ・手の血行不良などの症状を引き起こします。
ひどくなると、耳鳴りやふらつき感や、後頭部から耳、口のあたりのしびれ感にまで及ぶことがあります。
脳や頚椎症、椎間板ヘルニアに異常が見当たらないのに症状がある場合は、疑ったほうが良いでしょう。
原因は大きく2種類に分けると、なで肩と筋緊張があります。
猫背やスラウチ姿勢などの不良姿勢により、鎖骨が下に押し下げられ、なで肩を強いられると起こりやすくなります。
また、首の形状がストレートネックになっていると、背中は同時に猫背になりやすいので発症しやすくなります。
レントゲンで撮ると鎖骨が下に下がっている分、首が長く見えます。
筋緊張は、小胸筋を中心とした胸の筋肉をよく鍛えている方の場合のことで、胸郭の出口が狭くなりやすいので発症しやすくなります。
格闘家のように顎を引き背中を丸くし低姿勢の状態でトレーニングをする方・弦楽器のように同じ姿勢で腕を小刻みに動かす方・重い荷物などをいつも決まった側で持っている方などは注意が必要です。