寝て筋肉の緊張を解く

寝て筋肉の緊張を解く

アメリカのジェイコブソンという生理心理学者によって考えられたリラクゼーション法があります。
「漸進的筋弛緩法」という方法で、身体の各骨格筋に意識を向けながら意図的に強く緊張させた後、一気に脱力させるという手順を繰り返すによって、筋肉が弛緩する感覚を味わう訓練です。
この方法は、寝ながらでもできる簡単なものになっていて、筋肉の緊張を解くことによって脳の興奮を和らげ、心身ともにリラックスしやすくなります。
まず、仰向けなどの楽な姿勢をとり、軽く右手でこぶしをつくります。
次に、こぶしにゆっくりと力を入れていき、ぎゅっと握り締めていきます。
そして、こぶしを強く握り締めたままこぶしに意識を向け、こぶしの筋肉が緊張してこわばっている感じをよく味わいます。
3、4呼吸おいて緊張を十分に感じたら、それまで入れていた力を一気に抜きます。
緊張がほどけていく感覚に注意を向けて、筋肉が弛緩している状態をしばらく味わい、また3、4呼吸おきます。
その後、左手でも同じことをして訓練は終了です。
しばらくこの訓練を続けていくと、自分の身体に対する感覚が敏感になってきます。
力を入れたり抜いたりするときの感覚もよく感じ取れるようになり、身体のどこかに不必要な緊張があったりすると、すぐに気づけるようになります。
肩こりも筋肉の緊張が大きな原因になっているものですから、改善効果が期待されます。