肩こりの原因と猫背

肩こりの原因と猫背

肩コリが生じやすいので知られているのが猫背であり、姿勢が悪いといえばまずこのことを指します。猫背が肩こりの原因となるのは身体の重心よりも前に肩が突き出ていることです。
身体のバランスは、背骨を中心とした一本のラインを保っているのですが、猫背になってしまうと身体の上部だけがこのラインから飛び出た状態となります。頭で10キロ前後、肩まで含めたアンバランスな姿勢を保とうとすれば当然ながら肩や腰に大きな負荷がかかった状態となってしまいます。これが肩こりへとつながっているのです。
猫背となった場合に肩こりが生じるのは確かに筋肉が緊張状態になってしまうからということに間違いはないのですが、猫背が別の経緯で肩こりを生じさせることもあります。それが身体の中枢から脳へとつないでいる神経への外的圧迫です。
人間の体は、直立2足歩行をするようになってからは、自分の体を支えられるように背骨を曲線カーブで保つことにより、その負荷を外へ逃がしていることが知られています。しかしながら、猫背の姿勢で過ごしていると本来衝撃を和らげるはずのカーブが機能せずに直接背骨や脊髄にその負担がかかることとなります。
神経に負担がかかってくればその影響を受けて各部位の神経系に異常が出る可能性があります。そのひとつが肩にコリのようなものを感じる場合なのです。直接方に何か異常があるわけではないのにコリや痛みが発生してしまうためなかなか治らないと思って放置してしまいがちになる症状でもあるのです。
これらの異常を起こさせないためには、猫背がもたらす危険を意識してそれを普段から改善するようにすれば自然と姿勢も正されてくるのです。