肩こりと運動不足

肩こりと運動不足

肩こりになりやすい人の中には、運動をしないがために肩こりになっているという場合があります。肩こりというのは、言ってみれば筋肉の硬直そのものであり、最終的には血流が良いか悪いかということに収束します。そのため、普段からあまり運動をせず身体の血流が悪くなっている人に起こりやすいのです。
普段から、肩こりを予防するための血流操作は二つあります。まず一つは、入浴が挙げられ、身体全身だけでなく足湯などでも身体全体に血液を送り出すことができるのです。そして、もう一つが運動であり、心拍数の上昇や体の筋肉を使うことによって熱量をあげ、血液の循環を良くします。
運動を行うという場合は、当然適度な運動が好まれます。そこでウォーキングが体温と血流を良くする作用を説明します。まず、歩くという行為は身体の一部に大きな負担をかけずに全身運動を行う有酸素運動の典型的な方法です。そのため、全身の筋肉を適度に使いながら、身体全体に血流を送ることが可能となります。
短い間で運動が終わってしまう筋トレや短距離走では、無酸素運動と呼ばれる糖をエネルギーに分解することで生じる機構が存在します。この運動ですと、確かに大きな熱量を得ることができるのですが、使っている白筋というのは疲労しやすく一時的な上昇はできてもすぐに体温が下降し、全身を温めることはできません。
さらに言えば、乳酸と呼ばれる酸性物質が生成されるため、逆に筋肉の動きを鈍くして硬直しやすくしてしまうので肩こり対策には不向きなのです。肩こりにはやはり歩くことが一番であり、適度な発汗なら肩の体温を下げることなく、精神的な疲労も同時に回復してくれるのです。
ストレスなどが溜まっていると、自律神経の支配を受ける筋肉というのは硬直しやすくなってしまいます。仕事など立て続けで休みがない場合などはデスクワークとストレスで筋肉も自律神経も負担がかかっている状態になります。これを解消するのが適度な休みとストレス発散で、肩こりが伴う場合には、その症状の度合いを決める一番重要な要素となりうるのです。