肩こりとめまい

肩こりとめまい

肩こりも悪化をするとめまいの原因になってしまうことがあります。それでは、まずはめまいとはどんなものかを考えてみましょう。まず、めまいというのは回転性めまいと動揺性めまいの2つに分けることができます。回転性めまいというのは、目を開けていると見えているものがぐるぐると回転してしまうようなめまいのことです。目を閉じたとしても、ぐるぐる回っている感覚はなくなりません。この回転性めまいは、主に三半規管に異常があって起こるめまいですが、まれに小脳の出血、脳梗塞などでも起こることがあります。軽い症状であれば、頭を動かした直後に数秒めまいが生じる程度ですが、症状が重くなってしまうと起き上がることすら難しいでしょう。

もう1つの動揺性めまいは、頭や体がぐらぐら揺れている感覚や、ふわふわとふらつきを覚えてしまう症状です。実際に歩くとふらついてしまいます。この動揺性めまいの主な原因は小脳の異常だと考えられています。小脳は新小脳と古小脳に分けられるのですが、古小脳は中枢神経とも呼ばれ、平衡感覚を保つ役割があります。また、その他にも自律神経の異常や、薬の副作用から起こることもあります。

それでは、肩こりが原因で起こるめまいはどちらなのかというと、動揺性めまいです。なぜ肩こりが動揺性めまいの原因になってしまうのかというと、いくつかの原因はあるのですが、1つ目は筋肉の緊張が原因となります。肩や首の筋肉の緊張が強く続いてしまうと、その周辺の筋肉、頭の筋肉も緊張しやすくなってしまいます。そうすると、頭の周りを締め付けられるような感覚を覚え、吐き気がしたりふわふわしためまいになります。また、筋肉の緊張による刺激が脊髄通ってさらなる緊張と血行不良を引き起こし、それがめまいを起こします。2つ目は、交感神経が緊張してしまうことが原因です。肩、首のこりが交感神経を刺激してしまい、自律神経のバランスを崩してしまうのです。これによってめまいが引き起こされます。